本作で採用された高度な3D、4K技術は映像に立体性をもたらすだけでなく、鑑賞者をより強く映像に感情移入させる効果を生みました。このような技術で芸術作品を撮影することで観客は異次元のアート体験を楽しむことができます。世界各国から集まった42名の3Dの専門家が撮影を敢行しました。
撮影にはカール・ツァイスのマスター・プライム・レンズを搭載した超高精細カメラRED Epic Dragon 6Kが2台使用されています。また、ステディ、ブームアーム、ドリーなどの撮影特機が全て連動式で、フルオートメーション(連動式)で稼働するオリジナルの特機機材を導入することで、これまでに見たことがない滑らかなカメラワークでの美術鑑賞を実現。更に、エアリアル撮影を採用し、いたるところに芸術品が点在するフィレンツェの街の全貌を撮影することに成功しました。


エアリアルは、はるか上空からのズーム撮影でもブレを生じさせない空撮用特機機材で組んだRED Epic Dragon 6Kを搭載したヘリコプターと、8つのモーターでプロペラを稼働させ安定性に優れた小型オクトコプター220ドローンを採用し建造物や運河に接近した撮影を敢行しました。
照明技師によって特別に設計されたライティングにより、芸術品は光と影のコントラストが加えられ、芸術品を語るストーリーラインにさらなるハイライトを加えました。
平面画の立体編集は、ハリウッドの3D作品が使用するスタジオの技術を採用し、前作『ヴァチカン美術館3D・4K』で見せた立体効果を遥かに上回る出来となり、芸術作品に新たな価値観を生み出し、また、当時の芸術家が思い描いていたであろう、立体性ビジョンの可視化に成功させました。
これら一連の3D撮影・編集は、Sky 3D Channelで独自の3D映像技術を日々向上させているSkyの制作チームが、ポストプロダクションから最終編集まで全行程で3D監修を専属で担当したステレオグラファーと共に完成させました。